ウォーキング~滋賀三井寺~
気分も滅入ってたし気候も良くなったのでウォーキングへ行きました。
Am9時に三井寺へ着き寺院内を散策。
三井寺は天台寺門宗の総本山。
天台宗では無くその分派?みたいなお寺。
奈良時代に仏教がダメぽい感じになった。
で、それを立て直しする為に平安時代の天皇が最先端の仏教を学ばせる為に空海と最澄を遣唐使として派遣をした。
最澄は天台宗を学び空海は真言宗を習得して帰国。
最澄の天台宗は密教や禅法、戒法など色んな考え方を取り込んだ宗派。
しかし傍目には何か複雑で分かりにくいと不評で衰退をしていく。
空海の真言宗は密教に特化した宗派。
密教は簡単に言うと「考えるな!とにかく仏の感じろ!」みたい考え方で未知の力に活路を見出す神秘路線が朝廷や貴族など受け多くの支持を得ることが出来た。
で、真言宗に押され気味の天台宗の立て直しを行う為に円仁と円珍の2人の僧侶が立ち上がる。
とにかくキーワードは密教や密教について学ばないとっ!てことで唐に学びに渡る。
しかし、2人はそれぞれの解釈で密教を学び帰国。
天台宗で最も重要な経典は法華経、その法華経と密教は同等の教えだとする円仁と、あくまでも法華経があってその次に密教があるとする円珍との考え方が対立を招き、それがきっかけで天台宗内に派閥が発生する。
それでも同門と言うことでしばらくは同じ寺での修行を続けていたが円珍の死後に円仁思想の強硬派によって円珍思想の一派が襲撃を受け比叡山の麓にある園城寺(現三井寺)へ遁走をしそこに居を構え現在に至る的な内容だった気がする。
あくまでもにわかのうろ覚えの解説が違ってた場合はごめんなさい。
そーいえば三井寺は映画のロケでもよく使われる場所。
るろうに剣心、利休にたずねよ、大奥、鬼平犯科帳とかの撮影が行われた事があるみたい。
そんな三井寺から近江神宮を経て日吉大社、最後は延暦寺をくるりと廻る15kmほどの工程となりました。
見どころもたくさんあってとても楽しい工程でした!
さて、休み明けからは引っ越し先を探さねば…w